造作建具について③
引き続き、室内の造作建具についてです。
今回は1階です。
玄関から階段を上がって左に寝室、右に和室
手前左はSCL、右はトイレ
建具は5箇所
作業室は明かり取りの為、3階と同じ古家のガラスを入れます。開けた時はガラスブロックと重なるので活躍してくれるはずです。
ここは引き戸なのでハンドルを選びました。
行儀が悪いですが、仕事中両手で物を運び入れる際膝でも開けられるよう長めに80cmのハンドルにしました。床から40cmのところから始まる位置に設置してもらいます。
2階3階と同じく、ステンレスのヘアラインです。
ハンドルの直径φ(ファイ)32mmの太いもの
トイレは下から1mは基礎のコンクリートが来るため、ラッチが付けられないので、ドアチェッカーという‘力を加えない時は勝手にドアが閉まる金具‘を内側上部につけてもらうことにしました。
出る時は押すだけで勝手に戻るので便利そうです。公共施設のトイレなどと同じ仕組みです。
入る時はドアを引く為のハンドルが必要で、直径1cm程度の細くて長さ12cmの短めの物をつけることにしました。
玄関から入ってすぐ見える場所なので、なるべくスッキリ見えるようにそうしています。
こんなシンプルデザインのものを縦に
和室と寝室は向かい合っているので同じデザインにした方が良い、というNさんのアドバイスで、初めは和室に合わせて手を掛ける為の切り込みのような掘り込みを上から下までライン状に入れてもらうことにしていました。
特に和室はL字に2枚建具が並ぶ為、把手金具を付けるとうるさくなりそうと思ったからです。ハンドルだと全開に出来ないデメリットもあります。
ただ妻はどうしても寝室に、掘り込み引き手がイヤで。。なんだか和モダンのイメージしかないので我が家においては、和室以外に使うことに抵抗があったのです。
分かりにくいですが…イメージ画像
悩んでいると、建具屋さんは洋風の家にも使いますよ!と太鼓判を押してくれましたが、一旦保留にして他の方法を考える事に。
次の打ち合わせの時Cさんに、和室と寝室の引き戸のデザインが違うとおかしいかと聞いてみると「全然大丈夫じゃないですか」と頼もしい?適当?な有難いお言葉をいただきましたので、寝室は別のシンプルな引き手をつける事にしました。
用途が違う部屋である事と、建具の形状が少し違うので違和感はないはず、とのことでした。
寝室の引き手も、全開に出来るよう引き込める形が条件です。
鉄で製作したカッコいいオリジナル引き手(拝借画像)
ユニオンの少し長めの引き手 カタログより
これらは好みでしたが価格が合わず断念したもの。
こういう形の引き手は好みではないので、選択肢がかなり少なくなってしまいました。
寝室はそこまで予算を割きたくない場所だったので、結果カワジュンの正方形の引き手にしました。
つや消しシルバーがないのでパールブラックにしてみました。
我が家で唯一の黒のドアパーツです。
使っていくうちにつや消しにならないかなーと期待しています。
和室内の押入れは、2階の収納と同様に壁と同化させるので、建具を少し下に長くして手が掛けられるように造ってもらうようです。金物は無しです。
以上が3階建の我が家のすべての建具です。その他クローゼット等は扉はなくオープンです。
住みながらカーテンをつけるか、オープンなまま活かす収納を作るか、決めていこうと思っています。
駄文長文、読んでいただきありがとうございます。
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